３月１２日（金）１９：３０〜
パタゴニア名古屋ストアでウミガメのお話がありますよ。
参加は無料なので、興味のある方は参加されてはいかがでしょうか？
ウミガメ協議会が直接関わっているわけではないですが、
スピーカーは当会の理事でもあり、愛知県の表浜で活動されている
田中雄二さんです。
パタゴニアさんにもこれまでいろいろとご支援いただいています。


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またまた更新ができていませんでした。ごめんなさい。。。

今日はお知らせとご案内です。関西地区や徳島県の方向けですが、世界中どこからでも
参加歓迎いたします！！

下には書いていませんけど、この日和佐うみがめ博物館カレッタ、
両手をサメに食いちぎられて、義肢プロジェクトを推進中の「悠ちゃん」の
避寒地でもあるんです。
悠ちゃんがいて、うぇるカメの舞台で、世界最高齢で還暦のウミガメがいる。。。
参加お待ちしています！


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世界最高齢のウミガメの還暦を祝おう！

徳島県美波町日和佐には（年齢のわかっているもので）
世界最高齢のウミガメがいることをご存じですか？
種類はアカウミガメで、日和佐うみがめ博物館カレッタで飼育されています。
日和佐大浜海岸に産み落とされた卵を地元の科学部の先生と生徒がふ化させて育て始めたのが１９５０年です。それから６０年が経つ今年、一緒にこのアカウミガメの還暦をお祝いしませんか？


ポイント?　うぇるカメの舞台
美波町は現在放送中のNHK連続テレビ小説「うぇるカメ」の舞台！
さらに、日和佐うみがめ博物館カレッタはそのメインともいえる場所！！

ポイント?　世界最高齢のウミガメ
1950年までは世界的にもウミガメの研究は始まっておらず、日和佐中学校の
科学部はウミガメ研究の紛れもない先駆け。その当時をも偲ばせるウミガメです。

ポイント?　ふ化させた先生や生徒の方々（当時）も参加！！
日和佐中学校科学部の当時の顧問である近藤康男先生を始め、エサ必要なことは何もわからない中で子ガメから育て上げた当時生徒だった方々の苦労や喜びなどを聞くことのできるまたとない機会です。科学部でウミガメの研究を始めることになったきっかけについても一聞の価値大いにあり、です。

ポイント?　命名します
2月末までカレッタではこのアカウミガメの名前も募集している。応募された中から当時科学部の先生や生徒だった方々が厳正な審査の上、名前を決定します。発表は還暦祝い当日！

ポイント?　徳島の海の幸
行きの昼食および、懇親会ではウミガメ協議会会長の亀崎が選んで通い詰めている鮮魚店から海の幸を仕入れます。ご堪能ください！


日程：　 　２０１０年３月２１日（日）−２２日（月・春分の日振替）
集合場所・時間：　大阪中央郵便局前　２１日AM８：３０
費用： 　２０,０００円　（宿泊費・交通費・朝食昼食・懇親会費込み）
申し込み先： 　日本ウミガメ協議会　中本
　Tel 072-864-0335 Fax 072-864-0535
E-mail info@umigame.org (件名を「還暦祝い申し込み」として下さい。)

スケジュール（予定）
２１日
　８：３０　大阪中央郵便局前集合（最寄り駅：大阪駅）
｜　移動（バス）
１２：００　徳島県阿南市の鮮魚店「はりまや」にて弁当受け取り、昼食
｜　移動
１３：００　徳島県美波町　日和佐うみがめ博物館カレッタ着
自由時間
１４：００　還暦アカウミガメの名前発表　（自由参加）
自由時間
１６：００〜還暦祝い式典、その後懇親会
式典会場：うみがめ博物館カレッタ
懇親会会場：国民宿舎　日和佐うみがめ荘（宿泊もここ。カレッタのすぐ隣）
　　懇親会には美波町の鮮魚店「あぼし」から鮮魚を取り寄せます

２２日
　午前 自由時間
　 　昼食
１３：００　うみがめ博物館カレッタ　発
｜　移動（バス）
１８：００　大阪駅　着　解散


メキシコの研究者もこのアカウミガメに会いに来ました。


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今さらながらですが、あけましておめでとうございます。
今年もウミガメな年、と思ってスタッフ一同頑張っていきます。
応援よろしくお願いいたします。


さて、新年早々めでたい話ではないのですが、貴重な出来事が
ありましたのでご報告を。

今年のはじめ、石川県羽咋市と福岡県福津市から、
小さなアカウミガメが届きました。



残念ながら死んで漂着したのですが、海水温が
低くなりすぎて泳げなくなったのでしょう。

日本では、小さなアカウミガメは本来見つかりません。
とってもめずらしいことなんです。

なぜなら、ふ化した子ガメは沖へ沖へと移動するので、
人と出会うことがなくるのです。
しかも、黒潮や北太平洋海流に乗ってはるか１万キロ彼方のメキシコへと
旅立っていくので、子ガメが旅立った後の日本には小さなアカウミガメは
いなくなります。

そんな訳で小さなアカウミガメについてはよく分からないことが多いのです。
例えば何を食べて生活しているのか、いつ、どこを通って回遊していくのか、
どの時期までにどれだけ成長しているのか、などなど。

おそらく今回の個体は迷い子ガメでしょうから、回遊経路をしる手がかり、
としてはちょっとイレギュラーです。

でも、海藻や小さな甲殻類などを食べていることが分かりましたし、
おそらく生まれて半年以内に甲羅の長さで2倍以上
(ふ化直後の平均甲長は4.19cm、今回の子ガメは9.2cmと9.66cm）、
重さで10倍ほど(同じく16.9gが169gと173g)まで成長することもわかりました。



子ガメの大きさを測り、何を食べているのかなどを調べているところ


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ずいぶん久しぶりの更新になってしましました。
気にしてくれていた方、申し訳ありません。

さて、この更新が滞っていた間、いろんなことがありました。

例えば日本ウミガメ会議。

例えば衛星発信器を使ったアカウミガメの追跡。

例えば悠ちゃんの移動と仲間たちの放流。

例えばエコプロダクツ２００９への出展。

例えば事務局での学生ウミガメ実習。

などなど。

宮崎で開催した第20回日本ウミガメ会議は過去最大の参加者を迎え、
楽しみながらウミガメ三昧のまま終えることができました。
（NHKドラマウェルかめからの参加もありました。）

今月も新たにアカウミガメ１０個体、アオウミガメ１個体に
衛星発信器をつけました。中には受信がうまく行かない個体も
いますけど、概ね順調に外洋を泳いでいるみたいです。

悠ちゃんが避寒のため、徳島県に移動しました。
また来年の夏に神戸空港の広い広いラグーンへ戻ってくる予定です。
一緒にラグーンにいた３個体は発信機を付けて放流しました。
無事に外洋へ出て行ってくれたことを確認できました。
一安心です。
ラグーンのプロジェクトについては過去の記事をご覧下さい。
リンクの貼り方がいまいちわからないので、探してもらわないと
いけないですが。。。すいません

東京ビックサイトで毎年12月に開催されている環境商品イベント、
エコプロダクツ２００９に今年も参加してきました。
大阪では2月はじめにワン・ワールドというイベントが開催されます。
そこにも出展しますので、近畿圏の方はお越し頂けるとうれしいです。

現在、事務局に三重大学と東京海洋大学のウミガメサークルの
学生さんが来ています。ウミガメの生態や生理など、ディープに
学ぶ研修中です。
生き物って不思議がいっぱいありますね。



発信機を付けて放流されたアカウミガメ


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悠ちゃんという両手をサメに食い切られたアカウミガメが現在神戸空港にいます。

簡単にいうと、このアカウミガメに義肢をつけてあげたい、というのが悠ちゃんプロジェクトです。
詳しくはhttp://www.umigame.orgを見てくださいね。

さて、この悠ちゃんがいる神戸空港、大きな人工海水池がありまして、私らは
「神戸ラグーン」なんて呼んでます。

この神戸ラグーンには悠ちゃん以外にも、夏の間だけ危険な海域から隔離して、
冬になったら安全な沖合に放流するために保護しているアカウミガメも一緒に
泳いでます。

このウミガメ達の健康状態をチェックするために、定期的に健康診断を行っているんです。

で、今年最後の健康診断を12月5日に開催しますので、そのお知らせです。

外なので、ちょっと寒いですが、無料公開＆野生動物を身近に感じてもらうための
ふれ合いもしていただけます。

ぜひぜひ遊びに、悠ちゃんや他のウミガメ達に会いに来てくださいね。
この健康診断の後、問題がなければ保護していたウミガメ達は船で外洋へ、
悠ちゃんは陸路徳島の日和佐うみがめ博物館カレッタへ移動します。

ちなみに、日和佐うみがめ博物館カレッタは現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説
「ウェルかめ」の舞台にもなっているウミガメ専門の施設です。


■ウミガメ健康診断　開催概要
日時：12月5日(土)　10:00〜17:00
場所：神戸空港西緑地人工海水池　参加料：無料
【問】日本ウミガメ協議会事務局
TEL：072-864-0335 info@umigame.org
http://www.umigame.org





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ここでいうイルカとは、歌手のイルカさんのことです。
海でウミガメと遊んでる？イルカとは違うんですよ。

今回、イルカさんの出演するコンサートでウミガメ協議会の
ブースを出させてもらいました。



イルカさんはIUCNという団体の親善大使をされていて、
そのつながりでコンサートにて紹介していただきました。

IUCNは国際自然保護連合といって、レッドデータリストを
作成していることで有名です。あれ、絶滅危惧種を指定している
リストですね。日本でも環境省や都道府県などなど、が
参考にして＃＃版レッドデータブック、なんてつくってます。

日本ウミガメ協議会はそのIUCNの日本委員会加盟団体なんです。
ややこしいですか？

まぁ、そんなわけでイルカさんとウミガメのコラボレーション？と
なったわけです。

ちなみに「イルカとウミガメ」という本が岩波書店から出ていました。
古本で探せば今でもあるかもしれません。ウミガメ部分は当会会長の
亀崎が書いています。身内びいきを抜きにしても面白いですよ。



ちなみに２、ジュゴンキャンペーンセンターさんもブースを出されていたので、
イルカ＆ウミガメ＆ジュゴンのコラボレーションでした。




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野生のウミガメがどれくらいの早さで大きくなるのかを知ることは
とっても難しいことです。

なぜなら１頭のウミガメを追いかける事なんてできないから。
ある時の大きさは測れても、その後成長を追いかけることなんて
できない。
野生動物ですから。

でも今回、野生のアカウミガメの２年間の成長を知ることができました。
標識のついたウミガメが山口県で見つかったのです。
その標識は２年ちょっと前に高知県で見つかったウミガメに取り付けた
ものでした。
その時にもウミガメの大きさを測っていますので、この２年間で
どれだけ大きくなったのか調べることが出来るわけです。

ウミガメの大きさは甲らの長さ、甲長で調べます。頭や尻尾を入れて
全長にすると動かれて測る度に数値が変わってしまいますからね。

それで、どれだけ成長していたかというと、
前回の甲長は78.3cm、今回は82.9cm。1年あたり2.1cmの成長です。

これが早いのか遅いのか。こうした情報を地道に積み重ねていくことが
人間とは違うウミガメの時間ながれを知ることにつながります。





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悠ちゃんの近況をご報告します。

（悠ちゃんとは両前ヒレをサメに食いちぎられ、現在神戸空港の人工ラグーンで
保護しているアカウミガメです。）

さて、悠ちゃんにつける人工ヒレも第５号モデルが９月に出来ており、
９/１２に試験装着！
この時の目的ははずれずにしっかりとついていられるか？？というものでした。
この日はどうもうまいこと行っているように見えましたので、しばらくつけたままに。
で、問題がないかどうか１日おきに観察していると、、、
はずれそうになることもなく１ヶ月が過ぎました！

先日（１０／１４）、様子をみるため人工ヒレをはずしてみたところ、
擦れが少しみられたものの、ズレてはいませんでした。



さて、その人工ヒレの機能は？と解析結果を見てみると、

人工ヒレの装着前と後で、悠ちゃんの腕の振りを解析した大阪大学加藤チームからは、人工ヒレを
つけると腕の振りが小さくなってしまうとの報告が・・。
さらに、東京大学佐藤チームからは、人工ヒレをつけると遊泳スピードも遅くなってしまう
というショッキングな報告がありました。。。

次の目標は悠ちゃんへの負荷を減らし、かつ泳ぎやすい形に！です。

まだまだゴールまでは遠いですが、着実に、順調に進行中です。




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突然ですが、明日午前10時05分から、NHK総合で
「家族で楽しむウミガメ不思議大図鑑」という番組が再放送されます。
関西ローカルですが、見られる地域にお住まいの 方は、是非ともご覧下さい。

徳島の日和佐を舞台にスタートした朝の連ドラ「ウェ ルかめ」の援護射撃番組です。
ちなみに、和歌山県のみなべ千里浜で撮影された産卵メスと子ガメがうつります。

それと、「ウェルかめ」を監修しているうちの亀崎と俳優の山本太郎が
日和佐で対談しています。アカウミガメの保護調査研究の歴史、太平洋大回遊が
解明されるまでのいきさつ、海岸の侵食による問題、子ガメの放流会の問題点などに
ついてもきちんと説明していて、教育的観点からも非常に素晴らしい番組に
仕上がっています。

しかし、残念ながら、ローカルです。ウミガメに対する正しい知識の普及と適切な
保護のためにも、なんとかこの番組が全国で再放送されることを願っています。



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10月4日（日）18時30分から、
悠ちゃんプロジェクトに密着した番組
「夢の扉〜傷付いたウミガメを助けて行きたい」が放送されます！

http://www.tbs.co.jp/yumetobi/index-j.html

TBS系列です。

悠ちゃんが主役と言うよりは、ウミガメ協議会の会長がメインに
なるかと思いますが。
編集内容はわからないので、放送内容も詳細は分かりません。
悠ちゃんプロジェクト以外にも産卵調査やら混獲（漁業の網に
誤って入ってしまうこと）調査なんかにも取材が入っていたので、
そのあたりも紹介されるかもしれないですね。

こちらの考えを理解して取材していただいたように思います。

テレビですので、多少誇張された部分もあるかもしれませんが、
是非ご覧ください。



ちなみに背中にある赤い箱はどれくらいの速度で泳いでいるかを計測する
機械が入っています。
自動的にはずれるようになっており、今はついていませんが。



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うぇるかめ〜〜
ということで、いよいよ明日からウェルかめの放送が開始しますよ〜

と楽しみにしているのは私たちだけ？
という不安もありますが、みなさんも楽しみにしていてもらえると
うれしいです。

ウミガメの出てくる回（週？）のスタッフの名前の中には、
「ウミガメ監修　亀崎直樹」とあります。
このカメ崎直樹ってウミガメ協議会の会長なんですけど、本名なんです。
まぁ、その話はおいおいします？が、今日は放送開始を記念して
ちょっとした裏話。

本当は「ウミガメ監修　日本ウミガメ協議会」ってしてもらおうと
してたんですけど、どうしてもダメなんだそうです。
なんでかっていうと、NHKは公共放送で、日本ウミガメ協議会は
民間団体だからなんです。
公共放送としては１つの民間団体を応援したり、宣伝するわけには
いかないんですね。
決してウェルかめ、とダジャレなタイトルだから、
ウミガメ監修カメ崎にしたかったわけではないそうです。




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9月28日の月曜日からNHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」がはじまります！
今回のヒロインの故郷は、ウミガメでも有名な徳島県の日和佐（現・美波町）です。物語を進める上での重要なキーワードとして「ウミガメ」が登場する予定です。日本ウミガメ協議会もこのドラマの監修として協力しています。是非ご覧ください！！
■ 主なキャスト
ヒロイン・浜本波美…倉科カナさん、ヒロインの父・浜本哲也…石黒賢さん、ヒロインの母・浜本加代…羽田美智子さん
詳しくはNHKのサイトまで
http://www.nhk.or.jp/welkame-pre/






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神戸空港の西緑地にある人工海水池で保護しているウミガメ類の健康診断を下記の内容で行います。
また、これら健康調査を来訪された一般の方に見学および実際に参加していただくと同時に、
ウミガメの生態を解説する学習会を織り交ぜた「第２回ウミガメ・エコツーリズム」を開催いたします。
（２１年度の第１回目は、７月２５日に実施しました。）

現在４頭のアカウミガメを保護していますが、その中の１頭は、サメによる咬傷で両前肢が一部欠損して
いたため、本来の遊泳能力が失われているアカウミガメ（愛称＝悠ちゃん）です。

現在、このアカウミガメに人工ヒレを装着しようと｢悠ちゃんプロジェクト｣を実施していますが、
今回の「ウミガメ・エコツーリズム」も従来の健康調査などに加え、この悠ちゃんに人工ヒレを装着する模様も
見学していただけます。

ウミガメについて勉強したい方、実際に身近で観察してみたい方など、どなたでも気軽に参加していただければと思います。

ＮＰＯ法人日本ウミガメ協議会：
事務局　大阪府枚方市（?０７２−８６４−０３３５）

記
1. 開催日時：　平成21年9月12日（土）　午後1時〜3時頃まで　※当日、雨天決行。
2. 場　　　所：　神戸空港島西緑地　人工海水池内　北側東屋周辺
3. 対象者：　参加自由
4. 参加料：無料
5. 内容：
（１） ウミガメ学習会　午後1時〜1時30分
・ 「なぜ、神戸空港にウミガメがいるの？」
・ 「ウミガメって、こんな生き物！」
・ 「なぜ、悠ちゃんに人工ヒレが必要か？」
・ 「どんな人工ヒレを作ってるの？」
　　　　講師：ＮＰＯ法人日本ウミガメ協議会　会長　亀崎直樹　氏
（２） ウミガメ健康調査　午後2時〜2時30分
　　日本ウミガメ協議会のスタッフが人工海水池内のアカウミガメを捕獲し、陸上において、獣医が健康状態を診断します。
○ 実施項目
・ 甲羅のサイズのプロポーション測定*
・ 体重測定*
・ 甲羅の付着物（海藻）の除去*
・ 血液採取
・ 怪我をしている部位の写真撮影
※ 項目後の*は、参加者にも実際に手伝っていただきます。
（３） ウミガメに触れてみよう！　午後2時30分〜3時
健康調査終了後、ウミガメに触れ合ってもらえます。触ることで、ウミガメの生体
の特徴などを学習していただければと思います。
　また、悠ちゃんとの記念撮影もしていただけます。写真を身近に置いてもらい、これからの悠ちゃんを励ましていただきたいと思います。

6. ウミガメ・エコツーリズム実施場所

ウミガメ・エコツーリズム実施場所（神戸空港島西緑地・人工海水池）
（行き方
公共交通機関：　ポートライナー「神戸空港」駅から無料シャトルバス「海上アクセス」行の西緑地経由便に乗車
http://www.kobe-access.co.jp/access/bus.html
車：　神戸空港島内に入ってすぐの信号を右折。その後道なりに直進。駐車料金150円/１時間）　

7. 人工ヒレの装着試験
　　当日は、午前10時より、人工ヒレを製作している（株）川村義肢を中心としたプロジェクトチームによる
装着試験を実施します。マスコミや一般の方も自由に見学していただけます。





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悠ちゃんプロジェクトは少しずつですが着実に進行しています。

また、最近新たに２頭、大阪湾内でアカウミガメを保護しました。
１頭は衰弱が激しく、徳島県の日和佐ウミガメ博物館カレッタさんに
預かってもらっていますが、もう１頭は冬になるまでラグーンで
安全に暮らしてもらうことになりました。



でも、ちゃんと神戸空港の人工ラグーンで元気にしているかを
チェックしないといけないですよね。

そこで、次の土曜日、12日に健康診断を行います。
自由参加で参加費は無料（お車の場合は駐車料金１時間150円だったかな？）。
電車で神戸空港まで来ていただければ、数は少ないですが無料シャトルバスも
ありますよ。


↑以前に行った健康診断の様子。甲らを洗っているところ。


ラグーンは広いので、10時からウミガメを探し、健康診断自体は
お昼からになると思います。
もう少し詳細が決まったら改めてお知らせしますね。




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調査というか、環境教育なんですけども
今月の上旬、沖縄の中学生４人とハワイでウミガメについて
研修をしてきました。
これは沖縄タイムス社と美ら海水族館が共催で行う
こども環境調査隊というプログラムの一つで、ハワイの
ウミガメがテーマです。
日本ウミガメ協議会からはアドバイザーとして参加しました。

なぜハワイのウミガメなのか？？

アメリカのウミガメなどの野生動物保護に対する姿勢は
相当厳しく、ハワイのウミガメはその最たるものの一つなのです。

例えば、ウミガメに触ることも厳禁で罰金が科せられたり。

手厚い保護の下、人も恐れず、向こうからよってくる個体もいます。
（どうやらこれは誰かが餌付けしているためのようですが・・・）



今では個体数もだいぶ増えて、逆に餌になる
海藻・海草が足りないくらい。海藻を餌にしている魚が減っている
との話もあるくらい。

元々ハワイに住んでいた人達からはもうそろそろ食料として、
もう一度利用したいという意見もあるそうです。
元々ハワイに住んでいた人達は、海藻を植えたり、
ウミガメを獲りすぎないようにして管理しながら
利用していたとも聞きました。
記録を残していなかったため、科学的な証明は難しいとも。


さて、話がそれてしまいましたが、ハワイではNOAA（米国海洋大気庁）と
HPA（Hawaii Preparatory Academy ：私立の小中高一貫校）が長年
共同でアオウミガメの調査を続けています。

浅瀬に餌を食べたり休息に来るアオウミガメを捕まえて、
身体測定をするのです。以前に標識をつけたウミガメであれば
標識をつけたときから再び捕獲した時までにどれだけ成長したのかも
分かります。
アオウミガメの状態を知り、今後の対応を考えるために
とても大切な調査です。

今回は沖縄の中学生たちとこの調査に参加してきました。
（他にもいろいろやりましたが、それはまた機会があれば）



野生のウミガメをみたり触ったりするのは沖縄の子供といえど
初めてだったようで、触った感触や予想外の力強さなど、
自然をより身近に感じることができたようです。

彼らの心に残り、将来の糧となってくれたことでしょう。




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８月８日（土）９日（日）１１：００〜１７：００に神戸空港で行われるイベント「まるごと泉州in神戸空港島」にウミガメ協議会も出店します！人気の悠ちゃんグッズをはじめ新商品のウェルかめTシャツなどのグッズ販売や活動パンフレットなど設置します。泉州の特産品・音楽・文化などのイベントも充実！是非お越しください！！

イベントの詳細はコチラ
http://www.kobe-access.co.jp/topics/index.html

チラシはコチラ
http://www.kobe-access.co.jp/topics/pdf/marugoto.pdf




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　７月３１日の朝、鹿児島県野間池基地の宮内理事より電話があり、
これまで見たこともないウミガメが定置網に入ったとのこと。

さっそく、鹿児島大学ウミガメ研究会に連絡して、楠翼君達に
現場に急行してもらいました。

送ってもらった写メールには、成熟したタイマイの雌が写ってました。
日本で通常見るタイマイは未成熟の個体が多く、また、成熟すると甲羅は
つるつるになり背甲の色も赤茶けたいろになるので、
確かに別種に見えてもしかたありません。

ベテラン漁師の宮内さんが初めて見るくらいですから、
九州本土では極めて珍しいと思われます。
楠君の計測による甲長８１．２ｃｍ、体重：６７．５ｋｇ
（体重のみ宮内さんの計測）でした。

このタイマイは８／１に放流されました。  

またまた望ちゃんが神戸空港の人工ラグーンで産卵しました！
（前回の産卵はこちら）

今回も卵は無事、発生が進んでいました。しっかり子ガメがふ化してくれる
ことを願っています。



さて、じつは望ちゃんを保護している神戸空港の人工ラグーンには大人になった♂はいません。
でも今回の卵も無事、受精しているのです。

不思議に思いませんか？

そう、ウミガメは♀だけで子供が残せるのです！！
というのはウソです。すみません。

ウミガメの♀は交尾をした♂の精子を体の中に貯めておくことができると言われています。
今回がまさにそうですね。保護されてからおよそ1ヶ月半が経っていますから、少なくとも
それより前に♂からもらった精子を使って望ちゃんは卵を受精させたわけです。
これを貯精というのですが、生き物って思いもよらない工夫をしているんですね。

ちなみに、ウミガメではないですが、ヘビやカメの仲間には4年や7年もの期間が
経っても貯精していた精子を使って受精卵を産んだ♀がいるんです。
ホントにすごいですね。
（※♂から隔離した飼育環境で受精卵を4年後や7年後まで産んでいたそうです）





  

7月25日、神戸空港島内にある人工ラグーンで保護しているアカウミガメの健康診断を実施しました。当日は天候も悪く、特に午前中は土砂降りの為、水中は見づらくなり、ウミガメを探すのは困難でしたが、いつも協力してくれるダイバーさんたちによって無事捕獲することができました。本当にいつもありがとうございます。午後からは「第1回ウミガメ・エコツーリズム」が開催され、一般の方々に神戸空港で保護してるウミガメについて説明をし、一緒に甲長や体重を計測していただきました。小さな子供たちも真剣に話を聞き、楽しくウミガメと触れあっていました。この機会を通して、ウミガメがどんな生き物なのか理解を深めていただけたのではないかと思っています。次回の健康診断は9月12日に行う予定です。  

一般の方にも実際のウミガメの産卵を見てもらおうと
7月25日〜26日＆27日〜28日に
和歌山のみなべ町でウミガメ産卵観察会を開催します！
ウミガメの生態についての事前学習の後、
産卵の観察や砂浜での調査も体験できます。
参加ご希望の方は日本ウミガメ協議会
電話：072-864-0335 までお問い合わせください！
この夏、ウミガメに出会えるチャンスをお見逃しなく！！

↓詳細＆参加申し込み書はコチラまで↓
http://www.umigame.org/J/pdf/09_minabe_school

※当日の天候等によりプログラムに変更が生じる事もありますので予めご了承ください。